Column 020
Nover氏にインタビュー！munchkinってどんなブランド？
ミラクルカップでお馴染みのmunchkin（マンチキン）。2023年4月、ロサンゼルスの本社より、日本を担当するNover（ノーバー）氏が約4年ぶりに来日。今回はブランドのこだわりや、力を入れている取り組みについてお話を伺いました！ブランドを知ることで、普段お使いのアイテムにもっと愛着を持っていただけるかもしれません♪
お話を聞いた人
Nover氏は顧客開発部門のマネージャー。1990年設立のmunchkin社に26年在籍し、ダッドウェイのパートナーとして10年以上共に仕事をしています。
個人的な思い入れのある商品は、たべたくな～るシリーズの「サクションボウル」なのだそう。お子さまが小さい頃に使っていたこちらのボウルは、15年以上経って大学生になった今も、現役で使用しているのだとか…！
商品の品質の高さもさることながら、思い入れのあるものを大切に使う、Nover氏の人柄がうかがえるエピソードですね。
かわいいだけじゃない！ munchkinのこだわり
さて、ここからはmunchkinというブランドを深掘りしていきましょう。まず聞いてみたのは “こだわり” について。1990年、カリフォルニア州ロサンゼルスで設立したmunchkin。ファミリーに愛されるアイテムを生み出し続けるために、3つのことを大切にしていると話します。
革新―暮らしをラクにする設計
創造―シンプルでワクワクするデザイン
信頼―ものづくりに対する想い
この3つは、設立当初から追求する “スマートなデザイン” のためには必要不可欠なもの。合理性を重視する人が多いとされるアメリカでは「生活をいかにスマートにできるか？」という視点は欠かせないと言います。
現在では、生まれ故郷アメリカにとどまらず、世界50カ国以上で商品を展開しています。この5年間で国際的なデザイン賞を数多く受賞し、munchkinの “スマートなデザイン” は世界で愛されるようになりました。
機能性と並んで、みなさまに愛されるもう1つの特長が “豊富なカラーバリエーション”。どんな国でも親しみを持ってもらいたい、というのがその理由なのだとか。
実は昨年より、munchkinのお食事アイテムが続々とライトカラーにリニューアルしています！カラフルでポップなブランドの魅力を残しつつ、トレンドに合わせてやわらかなカラーを取り入れました。日本のみなさまにも気に入ってほしい、と話します。
SDGsプロジェクトに注目！
続いて掘り下げて聞いてみたのは、力を入れているというSDGsプロジェクトについて。これまでよりも穏やかに、少し真面目なトーンで答えてくれました。
あっと言う間に大人になる子どもたち。その未来を守るために、munchkinは2021年、国連グローバル・コンパクト（UNGC）に加入。持続可能な成長の実現を目指しています。
今、積極的に取り組んでいるのは、パッケージのプラスチックのリサイクル率を50％向上させること。リサイクル可能で、廃棄後、自然に分解されるプラスチックの導入を進めています。
この取り組みにより、ブラスチック廃棄物がエッフェル塔の重さの約3分の2も削減できるそう！
そのほかに特徴的な活動と言えば、“ワイルドラブシリーズ”。このモチーフになっているのは絶滅の危機に瀕している動物たちなんです。
身近なアイテムをきっかけに子どもの頃からSDGsを考える。子どもたちの成長に関わるブランドとして、munchkinは思いやりの心を育むお手伝いをしたい、そう考えていると話します。
そして、ワイルドラブシリーズの売上の一部は、国際動物福祉基金（IFAW）への寄付金となっているのです。
日本でも「ミラクルカップ・ワイルドラブ」を3年ほど前から販売しているので、お持ちの方もいらっしゃるかもしれません。もちろん、パッケージには100％リサイクル可能な紙を使用しています。今後はその他のミラクルカップも紙パッケージに移行する予定なので、見かけたらmunchkinのSDGsプロジェクトのお話を思い出していただけるとうれしいです。
今年発売したワイルドラブシリーズの新商品「ぷかぷか水でっぽう/ワイルドラブ」も必見ですよ！
さいごに
かわいいだけじゃない！世界中のファミリーや地球への愛にあふれるmunchkinを、少し知っていただけたのではないでしょうか？
今回のコラムでご紹介できたのはmunchkinの魅力のほんの一部。特にSDGsに対するユニークな取り組みはまだまだたくさんあります。続きは次の来日の際に♪
人気アイテム「ミラクルカップ 」について詳しくご紹介した記事も、ぜひあわせてチェックしてくださいね。
https://www.dadway-onlineshop.com/shop/e/eCOL00022/
インタビュー裏話
言葉の端々から、優しさと真面目さが感じられるNover氏との対談。この日は赤いハートの刺繍が入った、munchkinスタッフ用のポロシャツを着てきてくれていたのです！しかし、そのことを忘れてインタビューの途中までジャケットを羽織っていて…写真撮影タイム終了の3分前に思い出してくれたおかげで、ハートの刺繍とNover氏のチャーミングな一面を見ることができました（笑）
