Column 034

バウンサーはいつから使える?赤ちゃんに優しい選び方と安心な使い方

新しい家族を迎えて、愛おしくも慌ただしい日々をお過ごしのことと思います。「ちょっとだけ手が空いたら助かるのに…」と感じる瞬間はありませんか?そんな時に頼りになるのが「バウンサー」です。でも、「いつから使えるの?」「赤ちゃんに負担はないの?」と心配になる方もいらっしゃるかもしれませんね。この記事では、バウンサーのあれこれについて、分かりやすくお伝えしていきます。

エルゴベビーバウンサー evolve メッシュ

Ergobaby evolve バウンサー メッシュ/セージグリーン

バウンサーって?赤ちゃんの毎日をそっとサポートするアイテム

赤ちゃんとの暮らしが始まると、抱っこしてあげる時間は何より大切ですよね。でも、ご飯の準備をしたり、洗濯物をたたんだり、ほんの少しだけ手を離したい時もあるはず。そんな時に、優しく赤ちゃんを見守ってくれるのがバウンサーなんです。赤ちゃんが安心して過ごせる、一時的な特等席のようなものと考えてみてくださいね。

バウンサーの基本的な役割と特徴

バウンサーは、赤ちゃんの小さな動きに合わせて心地よく揺れてくれる、椅子のようなもの。家事をする時や、ちょっと一息つきたい時など、安全にそばにいてもらいたい場面で大活躍してくれます。赤ちゃんにとっては、抱っこされている時とは違う目線で周りを見られるので、新しい発見があってご機嫌に過ごしてくれることも多いんですよ。軽くて持ち運びやすいものが多いので、リビングからキッチンへ、と場所を変えて使えるのも嬉しいポイントです。

バウンサーはいつから使えるの?赤ちゃんの成長に合わせた始め時

バウンサーは製品によって使える時期や体重の目安が少しずつ違いますが、多くのものは新生児からお使いいただけます。でも、何よりも大切なのは、赤ちゃんの成長に合わせてぴったりのバウンサーを選んであげること、正しく使うことなんです。

新生児から使えるバウンサーを選ぶなら

もし、新生児期からバウンサーを使いたいとお考えなら、赤ちゃんのデリケートな体をしっかり守ってくれる機能がとても大切です。具体的には、首すわり前の体をサポートできるものを選んであげましょう。赤ちゃんの小さな頭や首を優しく包み込むクッションが付いているか、シートが赤ちゃんの体にふんわりフィットするかも、ぜひチェックしてみてくださいね。赤ちゃんの安全と快適さを一番に考えて、無理のない姿勢で過ごせる設計のものがおすすめです。

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首すわり前後の赤ちゃんのバウンサー利用のポイント

まだ首がすわっていない赤ちゃん(だいたい生後3〜4ヶ月頃まで)は、自分で首を支えることができません。この時期にバウンサーを使う場合は、いちばん寝かせた角度で、赤ちゃんの首に負担がかからないように優しく支えてあげましょう。首がしっかりすわってからは、リクライニングの角度を少し起こして使ってみても大丈夫です。赤ちゃんの目線が変わると、周りの景色をより楽しめるようになるので、新しい刺激になってくれますよ。でも、無理に起こしすぎず、赤ちゃんの様子をよく見て、心地よさそうな角度に調整してあげてくださいね。

製品ごとの「使える時期」と「体重」の確認はとっても大切

バウンサーには、それぞれの製品に「対象月齢」と「対象体重」がきちんと書かれています。これらは、赤ちゃんが安全に使えるように、メーカーが定めている大切な基準なんです。「生後0ヶ月から」と書いてあっても、体重制限があったり、特定の姿勢でのみ推奨されていたりすることもありますから、必ず取扱説明書やパッケージの表示を確認しましょう。

バウンサーを使う時の注意点と、安心のための大切なポイント

バウンサーは子育てを助けてくれる頼もしいアイテムですが、使い方を間違えてしまうと、ヒヤッとする場面につながってしまうことも。大切な赤ちゃんのために、これからお伝えするポイントにぜひ気をつけて使ってあげてくださいね。

長い時間使うのはちょっと待って!目安の時間はどれくらい?

バウンサーは、あくまで赤ちゃんが一時的に過ごすためのアイテムです。連続して長時間使用すること(目安として約2時間)は避けましょう。
また、バウンサーは布団の代わりとして使用することはできません。
使用可能な時間は製品によって異なりますが、できるだけ短時間ずつ、赤ちゃんの様子を見ながら使うことが推奨されています。
赤ちゃんがバウンサーで眠ってしまったら、ベビーベッドや平らな布団に移してあげましょう。

ヒヤッとさせないために!安心な置き場所と使い方

バウンサーを置く場所は、平らで安定した場所を選んでください。段差がある場所や、滑りやすい場所、テーブルやソファの上など高い場所での使用は避けてください。必ず床の上など低い位置で使いましょう。バウンサーを使っている間は、常に赤ちゃんの様子を見守ってあげてくださいね。もし、少しの間でも目を離す場合は、必ず赤ちゃんをバウンサーから下ろすか、すぐに手の届く範囲にいるようにしましょう。ペットを飼っているご家庭や、小さなお子さんがいるご家庭では、思いがけない動きによる事故にも特に注意が必要です。

シートベルトやハーネスの正しい締め方、とっても重要です

バウンサーに赤ちゃんを乗せたら、必ずシートベルトやハーネスを正しくつけて、キツすぎず、でも緩すぎないように調整してあげてくださいね。目安としては、ベルトと赤ちゃんの体の間に指が1〜2本入るくらいがちょうど良いとされています。緩すぎると赤ちゃんがスルッとずり落ちてしまったり、立ち上がって転落してしまう可能性があります。使うたびに、バックルがカチッとしっかり留まっているか確認する習慣をつけると安心ですよ。

傾斜の角度、赤ちゃんの成長に合わせて優しく調整

バウンサーには、多くの場合、背もたれの角度を変えられるリクライニング機能が備わっています。赤ちゃんの成長に合わせて、角度を調整してあげましょう。首すわり前の赤ちゃんには、いちばん寝かせた角度で使って、首に負担がかからないように気をつけてあげてください。首がすわってからは、少しずつ角度を起こして使っても大丈夫です。ただし、あくまで赤ちゃんの様子をよく見て、無理のない範囲で調整しましょう。

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バウンサーを使うとどんな良いことがある?ちょっとだけ気になる点も

バウンサーは子育てをぐっと楽にしてくれる頼もしいアイテムですが、使う前に「どんな良いことがあるのかな?」「気を付けることはあるかな?」と、メリットとデメリットの両方を知っておくと、ご家庭にぴったり合うかどうかのヒントになるはずです。

パパママの「助かった!」を叶えるバウンサーのメリット

バウンサーのいちばん大きなメリットは、なんと言ってもパパママの方の負担を軽くしてくれることでしょう。赤ちゃんがバウンサーにいてくれる間は、両手が自由に使えるので、ゆっくりご飯を食べたり、お掃除をしたり、上のお子さんのお世話をしたりと、自分の時間や家事にゆとりが生まれます。赤ちゃんがご機嫌でいてくれると、パパママも少しホッとできたり、気分転換ができたりする時間を持つことができますよね。心地よい揺れは、赤ちゃんをリラックスさせて、ぐずってしまった時も優しくあやしてくれる効果も期待できます。また、床に寝かせるよりも少し目線が高くなるので、赤ちゃんは周りの様子を広く見渡すことができ、新しい発見があるかもしれません。

エルゴベビー バウンサー evolve メッシュ

Ergobaby evolve バウンサー メッシュ/クリーム

赤ちゃんの成長と発達に寄り添いたいデメリット

一方で、バウンサーを使う上で、気にかけておきたい点もあります。長時間同じ姿勢でいることは、赤ちゃんにとって負担になる可能性があります。そのため、連続して使う時間には配慮し、適度な休憩を挟むようにしましょう。また、バウンサーに乗せている間だけでなく、十分に体を動かす時間も確保してあげることが大切です。バウンサーを使える期間は意外と短いので、「買ってよかった!」と思えるか、ご家庭の暮らし方と照らし合わせて考えてみてくださいね。

後悔しない!赤ちゃんにぴったりのバウンサー選びのコツ

バウンサーは、赤ちゃんの安全と快適さに直接関わる大切なもの。だからこそ、どれを選んだらいいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。ここでは、選んでよかった!と思えるバウンサーを見つけるためのポイントをご紹介しますね。

安心と使いやすさ、両方を叶えるバウンサー選びのポイント

バウンサーを選ぶ上で、何よりもまず大切にしたいのは安全性です。まず、赤ちゃんの今の成長に合う「対象月齢」と「対象体重」を必ず確認しましょう。製品がSGマーク(日本の厳しい安全基準に合格した製品の証)やCEマーク(ヨーロッパの安全基準に適合した製品の証)など、信頼できる安全基準を満たしているかどうかも、ぜひチェックしてみてください。次に使いやすさ(機能性)です。リクライニング機能の有無や角度の調整段階、揺れの種類(手で揺らすもの、電動で揺れるものなど)、赤ちゃんが喜ぶメロディ機能やおもちゃが付いているかなど、ご家庭での使い方を想像しながら、必要な機能を選んでみましょう。特に、生まれたばかりの赤ちゃんから使うなら、赤ちゃんの頭と体を優しく支えてくれるクッション性や、背中がフラットに近い角度までしっかり倒れるかどうかが重要になります。

お手入れのしやすさ、そしてスッキリ収納・持ち運びもできると便利!

赤ちゃんが使うものは、どうしても汚れてしまうことがありますよね。そんな時に、シートカバーが取り外して洗えるか、洗濯機で丸洗いできるかなど、お手入れのしやすさは、長く快適に使う上で見逃せないポイントです。また、使わない時の収納場所や、お部屋の中での移動、実家に持っていくことなどを考えて、コンパクトに折りたためるか、軽くて持ち運びやすいかなども確認しておくと良いでしょう。お部屋のスペースが限られているなら、スリムに収納できるタイプがおすすめです。

エルゴベビー バウンサー evolve メッシュ

Ergobaby evolve バウンサー メッシュ/セージグリーン

よくある質問

バウンサーについて、皆さんがよく疑問に思うことにお答えしていきます。

新生児にバウンサーはダメと言われるのはなぜですか?

新生児から使えるバウンサーもありますが、気を付けて使用する必要があります。
生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ首がすわっておらず体もデリケートです。
バウンサー使用中は、保護者の方が必ずそばで見守ること、ベルトを正しく装着すること、利用は短時間にとどめることが重要です。
また、SGマークなど安全基準をクリアした製品を選び、取扱説明書に従うことが最も大切です。

ベビーバウンサーは何ヶ月から使えますか?

ほとんどのベビーバウンサーは、新生児(生後0ヶ月)からお使いいただけます。でも、製品によって使える時期や体重の目安が違いますので、購入する前や使う前には、必ず製品の取扱説明書を確認して、「新生児から使える」と明記されているものを選んであげてくださいね。

バウンサーは首すわり前から使っても大丈夫ですか?

はい、首すわり前の赤ちゃんでもバウンサーは使えます。ただし、この時期の赤ちゃんはまだ首が不安定なので、バウンサーのリクライニングをいちばん寝かせた角度に設定して、首に負担がかからないように細心の注意を払ってあげてください。赤ちゃんの頭を優しく支えるクッションや、正しい姿勢を保つためのシート構造があるバウンサーを選ぶのがおすすめです。

バウンサーとハイローチェアの違いは何ですか?

バウンサーは、赤ちゃんの重さや動きに合わせて自然に揺れてくれる、比較的コンパクトで持ち運びしやすいベビー用品です。大人が少し手を休めたい時など、一時的に赤ちゃんにいてほしい場所として使われます。一方、ハイローチェア(ハイローラック)は、お食事用の椅子になったり、簡易的なお昼寝スペースになったりする、もっと多機能な製品です。高さが変えられたり、電動で揺れる機能が付いているものも多く、一台で長く色々な使い方ができます。一般的には、ハイローチェアの方が大きくて重く、お値段も少し高めな傾向があります。

バウンサーは本当に必要?使わない場合の代わりになるものは?

バウンサーは、子育てを助けてくれる便利なアイテムですが、必ずしも「絶対必要」というわけではありません。赤ちゃんの居場所としては、抱っこ紐やお布団、ベビーベッド、プレイマットなど、他にも色々な選択肢があります。ライフスタイルやお部屋の広さ、そして赤ちゃんの個性によって、バウンサーが必要かどうかは変わってきます。もし迷うようでしたら、まずはレンタルで試してみるのも良い方法です。

バウンサーを嫌がる場合の対処法はありますか?

もし赤ちゃんがバウンサーを嫌がってしまったら、いくつか試してみてほしいことがあります。まず、乗せるタイミングや赤ちゃんの気分を確認してみましょう。眠かったり、お腹が空いていたり、機嫌が良くない時は、嫌がることがあります。次に、バウンサーの角度や置く場所を少し変えてみてください。目線が変わるだけで、ご機嫌になってくれることもありますよ。また、お気に入りのおもちゃを付けてあげたり、優しく話しかけたり、近くで家事をしたりと、赤ちゃんが安心できる環境を作ってあげるのも大切です。無理に乗せようとせず、嫌がる時はすぐに抱っこしてあげてくださいね。

バウンサーはいつまで使えるものですか?

バウンサーを使える期間は、製品ごとの対象月齢や体重制限によって異なります。主流のバウンサーは、体重13kg(だいたい1歳半〜2歳頃)までを目安としているものが多いですが、一部には15kgまで対応するものや、対象年齢が3歳頃までのものもあります。
しかし、約8割の方が1歳までにバウンサーを卒業するというデータも。お子さまによっては、寝返りやハイハイをするようになると、バウンサーの上でじっとしていることが嫌になってしまう…なんてこともあるそうです。
Ergobabyの「evolve バウンサー」をはじめ、成長に合わせて細かな調整ができ、大きくなったらチェアとしても使えるタイプなら、より長く活躍するはずですよ。

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Ergobaby evolve バウンサー メッシュ

バウンサーは、きちんと選んで、安全に使うことで、赤ちゃんの健やかな成長を優しく見守り、育児をそっと支えてくれる素敵なアイテムです。この記事が、バウンサー選びや日々の育児に少しでもお役に立てたら嬉しいです。