育みたい、デジタルネイティブたちの創造力



「0歳児の23%がスマホを利用」。東大大学院と電通メディアイノベーションラボの共同研究(2018年11月発表)によれば、ママの利用が一般化してスマホが赤ちゃんの「おもちゃ」「子守り」のひとつとして使われている実態が明らかになりました。
スマホをはじめ、デジタルツールが急速に子どもたちに浸透しています。この状況を、家族はどう受け止めたら?「子どもの創造性こそ大切」と唱えるのはNPO法人CANVAS代表の石戸奈々子さん。「生まれつきデジタルが身近な子どもたちが増えるのは時代の流れ。そんなデジタルネイティブ世代の将来は、自分たちで新しい仕事、生活、社会を創っていくことが求められるでしょう。創造性はコンピューターやAIに使われない側の人の条件です」。
ツールを使って、ビジョンを描き、周囲とともにコンテンツを創って実行する。子どもたちの未来に求められているのは、そんな力だといえそうです。


写真CANVAS提供

「クリエイティブな遊びで創造力を育む」というコンセプトを標榜するトイブランド「テグ」。磁石が入った積み木というツールを使って子どもたちに新しい発見を楽しんでもらおうと、建築家と共同でワークショップ&展示会を開催します。

場所は東京都葛飾区「絵と言葉のライブラリー ミッカ」。登場する講師は、この図書館を設計した建築家の長岡勉さんです。
「日常の中にワクワクできる瞬間を生み出せるような空間づくりをめざしています。居心地のよい場所を丁寧に考えることで、モノがより魅力的に見えたり、人とモノが心地よく共存できると思うのです」(長岡勉氏)。

創造性が果実なら、自由なコミュニケーションや空間はその実を大きくする肥沃な畑。絵と言葉にこだわった約3000冊の本が楽しめる「ミッカ」には、子どもたちの好奇心を刺激して、豊かなコミュニケーションを誘発する空間設計が随所にあります。
自ら「ベンチョキ先生」になって普段から数々のワークショップを主宰する長岡さん。そして建築家とのコミュニケーションと、テグというツールを前にした子どもたち。小さなビジョンが、この出会いを通じてどんなユニークなコンテンツになってゆくのか。
ワークショップ&ギャラリーでは、彼らの未来を少しのぞくことができるかもしれません。

イベントNEWS
「みたてるアート展」

実際にテグで遊びながら、デザイン・アートの可能性を考えます。良く考えながら組み立てるもよし。 偶然の作品を楽しむのもよし。
講師の建築家 長岡勉さんと遊び考えた後、思い思いに組み立てた最終作品を何かに見立て、タイトルをつけて発表します。出来上がった作品は特別な展示BOXに入れて、ミッカの本棚から選んだ、あなたのお気に入りの絵本1冊と一緒に館内に展示し、鑑賞会を行います。

開期:2019年2月3日(日)13:30~14:30
定員:12名(要申込)
対象年齢:小学生
参加費:無料
講師:長岡 勉(建築家、株式会社POINT 代表)
詳細はこちらから



「空想都市計画」

総計500ピースのテグと色画用紙を使って、建築家 長岡勉さんと大きな構造物を作ります。ビル?街?未来都市?みんなで力を合わせて、大きな「空想都市」を完成させましょう。
完成した作品は、テグ公式サイト・SNSにて発表されます。

  • 日時: 2019年2月24日(日)13:30~14:30すぎ
    定員:10名(要申込)
    対象年齢:小学生
    料金:無料
    講師:長岡 勉
    詳細はこちらから



ギャラリー展示『テグルーム』

設置されている黒板に、磁石が中に入っているテグをくっつけて遊んでみたり、みんなの展示作品を見ながら、自由にテグで遊べます。

開期:2019年2月3日(日)~24日(日)
時間:ミッカ開館時間に同じ
料金:無料(中学生以上の方は別途入館料が必要です。)
詳細はこちらから