遊びの世界を広げる「テグ」体験



磁石が入った積み木「テグ」を、保育園の子どもたちにめいっぱい遊んでもらいました。発達の段階で指先がまだ思う様に使えない2歳児さんから、仲間遊びが楽しい4~5歳児まで。横浜市でマーマ保育園の副園長を務める丹羽滋子さんに「保育とおもちゃ」についてお話を伺いました。


本物を感じさせる優しい色のイメージが、子どもたちにいいなぁと思いました。

保育園は子どもたちにとってのもうひとつのお家です。
マーマ保育園(リンク)では「本物に触れる」体験を通して、園児たちと過ごす環境作りを大切にしています。例えば年長児の「キッズキッチン」というプログラム。自分達で育てた野菜を使ったり、本物の調理道具を使って煮炊きする、五感を使った体験も行っています。「本物を通じた体験からの学び(Learning by doing)」をひとつでも多く広げられるきっかけ作りが出来たらいいなと日々願っています。

年齢ごとに違う園児たちの遊びと動かせる積み木のユニークさ

2歳児クラスでは、それまで積み木にあまり興味がない子でも、磁石で引っ付く面白さが手伝って、手に取っている姿がみられました。発達の段階で指先がまだ思う様に使えなくても、どんどん引っ付く「テグ」をきれいに積み上げ遊んでいるのが印象的でした。

4~5歳幼児クラスでは、皆の共同作業で「テグ」を積み上げる光景も。磁石が引っ付き、高くなっていくことを楽しんでいました。お友だちとアンバランスになるまで、どんどん積み上げて、最後はガシャンと崩れ落ちるのが楽しそうでした。そのスリルと音の迫力も楽しんでいたようです。

また幼児クラスでは、「テグ」で作ったものを動かしたり、持って移動させ遊んでいました。例えば建物や乗り物など、従来の積み木は一度積み上げると動かすことは難しいですが、電車になった「テグ」は、一緒に寝転んで遊んでいました「作ったものを動かせる積み木」は新しい発見で、面白いと思いました。

「テグ」は形もシンプルなものが多いので、素材としての組み合わせ次第で、色々なものに変わっていきます。積み木としての役割だけでなく、ままごとの具材など、子どもの想像力で色々なものに変化するところは魅力だと思います。

子どもたちは見たこと体験したこと等、全身を使って遊びにつなげます。 日々、お友だち同士の関わりの中で遊びが広がり、新たな体験が育まれていきます。ご家庭や保育園での体験が「テグ」の遊びにつながった先に、子どもたちの新たな体験の学び(Learning by doing)がどう広がっていくのか楽しみです。

Tegu公式サイトはこちらから

INTERVIEW 丹羽 滋子さん
マーマ保育園 副園長
「遊育」・「食育」・「知育」を柱に丈夫で思いやりのある、感性豊かで意欲のある子どもたちを育てる保育方針のもと同保育園を横浜市内で3施設を運営する。