健康なお口を、一生の贈り物に ~鼻呼吸編



「お口がポカンと開いたままの子どもがいるでしょ。口呼吸がいろいろなトラブルを招くことを親は意外と知らないのです」。

歯科医の飯塚先生によれば、口呼吸は空気と一緒にダニやほこりなどの有害物質がのどや肺にそのまま取り込まれるため、健康リスクが心配されます。また口腔内が乾きやすくお口や歯のトラブルの原因にも。この「お口ポカン」が舌の筋力の低下が招くといわれています。

舌が上あごにピタリとつき、舌の先が上の前歯の根元に触れていれば正しい位置ですが、筋力が弱いと下あごの中にダラリと横たわります。これは「舌ぜつ癖へき」と呼ばれる不良習癖。舌が歯を押して歯並びが悪くなるだけでなく、前歯が閉じずにお口が「ポカン」となってしまうのです。

そこで先生が推奨するのがおしゃぶりトレーニングです。口を閉じて舌が正しい位置におさまる筋力をつけるのに最適といいます。「鼻呼吸は鼻の粘膜が、異物を防ぐフィルター機能の役割を果たします。加湿・加温された酸素を深い呼吸法で体内に多く取り入れられ、メリットはいっぱいです」。

大人にとっても大事な鼻呼吸力。
子どもの頃から自然に習慣にするのは、生涯の健康に役立ちそうです。



INTERVIEW 飯塚 能成(いいづか よしなり)先生
歯科医。『飯塚歯科医院』院長。一般歯科医療の他、摂食・咀嚼・嚥下を専門とし乳児の哺乳指導から高齢者や機能障害者の義歯治療、嚥下機能改善の治療に実績がある。口腔と体の健康を考える『IPSG包括歯科医療研究会』会長。



EVENT NEWS
NUKのおしゃぶりを試せるイベント情報はコチラ