どうする?わが家の卒乳式

赤ちゃんに歯が生えてきて、離乳食もちゃんと食べている・・・次のステップはいよいよ卒乳です。家族の生活環境や体調によって時期に正解がありません。そのぶん、お母さんはじめ家族で準備をして、家族で見つけることが大切です。卒乳を終えて、ひとつ成長したお子さまをほめてあげることを忘れずに。 さて、その目安とコツは?

① 離乳食を1日3回食べるようになっている。 もっとも重要なことは、母乳やミルク以外のもので栄養がしっかりとれていることです。水分をとる時はコップやストローから飲めるかどうかも、要チェック。卒乳するのに、何歳までにという正解はありませんが、少なくともおっぱい、ミルクに代わる栄養がとれていることが必須です。

② おっぱいの分泌、赤ちゃんの飲む量が減ってきている。 次に離乳食の量がふえ、母乳を飲む量が減ってきていれば、まさに卒乳のサイン。反対に、1歳を過ぎてもおっぱいがパンパンで赤ちゃんもごくごく飲んでいる状態なら、意識して量、回数を減らすことを意識した方がよいかも知れません。

③ 家族の心の準備ができている。 保育園ママや専業ママなど家族のスタイルはさまざま。体調や環境にあわせられるよう家族で準備を。身体を使ったコミュニケーションや絵本の読み聞かせなど、お母さんだけでなくお父さんもいっしょに、普段からスキンシップがはかられていると、卒乳後の赤ちゃんのケアに役立ちますよ。

以上の3つがクリアされていれば、卒乳できそうなタイミングを探してみるとよいでしょう。具体的に授乳時間や回数を減らしていく計画が立てられます。


赤ちゃんの卒乳予定日を決める

まずはパパやおばあちゃんが協力してくれる期間を選びます。
あるお母さんは、赤ちゃんにカレンダーを見せて1カ月前から「この日におっぱいばいばいね~」と毎日言い聞かせたといいます。ただしいい聞かせは「1日1回」だとか。「赤ちゃんはバイバイが分かっているので、あまりさびしい気持ちにさせたくなかった」そうです。




1回の授乳時間を短く、1日の授乳回数を減らす。

まずは10分あげていたのなら8分に。次は6分に。授乳時間を短くします。これを2~3日続けることで、飲む量が減り、ママの分泌量も減らせます。
これで平気そうだったら回数も減らします。夜よりは昼間の方がすすめやすいです。欲しがったらおやつやお茶、散歩で気分転換。これを1週間、続けます。
※外遊び、生活リズム 子守歌などおっぱいに頼らない寝かしつけの習慣をつけると卒乳を迎えやすくなります。


卒乳予定日、思い切って3日間は与えない!

この時はいろんなアイデアでその時期を迎えるママが多いようです。最後の授乳を終えたら、おっぱいに絵を描く、絆創膏をはる。(その昔はカラシをぬったりすることも・・・・)。いつもと違うおっぱいを見て、赤ちゃんの反応はびっくりしたり、泣いたり、笑ったり、十人十色。この期間は、寝かしつけ対策として昼間の外遊びをふやしたり、寝る前に絵本を読んだり充分にしておきましょう。大泣きするときは、夜中の散歩が効果的だったという声も。パパと協力しあいながら「泣いても飲ませない」覚悟は必要かもしれません。




卒乳後のおっぱいケアと寝かしつけのコツ


母乳の分泌は急に止まるわけではないので、乳腺炎などのママのおっぱいケアが必要な時もあります。トラブルがある場合はすぐにかかりつけの病院へ相談して下さい。
また昼間の授乳がなくなっても「寝かしつけの時だけおっぱいがないと困った」という声も。あるお子さんはおっぱいの時、お母さんのお腹をさわる習慣があったため、卒乳後はお腹を触らせて寝かしつけてあげたようです。安心感を与えられる「代用」が見つかると、ストレスなく卒乳の前後を過ごせることもあるようです。

学校の「卒業式」でも泣いている子もいれば、あっけらかんとしている子どももいます。また親御さんが涙していることも。ドラマのような風景はまさに「卒乳」でも同じこと、家族みんなで晴れ晴れと迎えたいところです。「式」が終わって、ひとつ成長したお子さまをいっぱいほめてあげましょうね。




赤ちゃんとママにとって、おっぱいは絆を育む大切なコミュニケーション


赤ちゃんとママの授乳タイムを描いた絵本。
みついゆきこさんの文章とSolbyのイラストレーターくぜじゅんきによる心温まる一冊です。
おっぱいばいばい   ¥1,296(税込)