はじめてのあんよ、ファーストシューズ

プレイジムの選び方と遊び方

赤ちゃんのための「ファーストシューズ」選びに、特別な想い抱く親御さんも多いのでは。
2、3歩、歩いてはペタンと座り、バランスを崩してはひっくり返り、でもたしかに成長する姿を、それまで子育てしてきた「ご褒美」と感じる方は少なくないでしょう。でも歩き方が不安定な赤ちゃんにふさわしい靴は、大人とは異なります。
どんなものを与えたらいいか、少し迷ってしまいますね。

ファーストシューズとは

くつが必要となる時期の目安は、赤ちゃんが1人で5歩~10歩けるようになった頃です。歩き始める時期には個人差がありますが、1歳前後が多く、早いお子さんでは10カ月くらいです。つかまり立ちの頃から、靴に慣れさせるために履かせる場合はもっと早く、8カ月くらいから柔らかい素材のものを履かせます。
歩くというより、足を保護するものとか、デザイン性重視のかわいいファーストシューズもたくさんあります。ただこのコラムでは、赤ちゃんの歩きやすさと足の成長のために機能性を重視した靴選びのポイントをご紹介します。

いずれにしてもファーストシューズは、成長の記念にもなるもの。出産祝いや1歳の誕生日のお祝いとして、ファーストシューズは贈り物として喜ばれるアイテムのひとつですね。


「履かせやすく、脱げにくい」のが基本

ファーストシューズの形状は履かせやすく、脱げにくいものを選ぶのが基本です。赤ちゃんはまだ自分で靴を履くことはできません。靴を履くことに慣れるまでは靴を嫌がるお子さまもいますので、サッと履かせられることが望ましいです。かといって、すぐに脱げてしまう靴を履かせることは危険といえます。また、スリッパ型やスリッポンタイプのものは履かせやすいですが、指が前の方に詰まった状態になってしまうので、避けるようにします。

ファーストシューズは、靴の履き口が大きく開いてマジックテープで止められるタイプ、あるいは、靴下感覚で履かせられるタイプがおすすめです。


赤ちゃんが歩きやすい形状のものを



歩き始めの赤ちゃんは、手足でバランスをとりながら歩きますが、右手と右足が同時に出てしまうこともあり、不安定な状態です。まだ歩き方が安定しない乳幼児の靴は、つま先が少し上がっているデザインのものを選ぶと、歩き始めもつまずきにくくなります。

指の付け根から先の部分が曲がり、甲の部分まで靴まで包まれていると、素足に近い感覚で足が動かせ、足に靴がフィットして歩きやすいです。柔らかい素材は足になじみやすく、適度なクッション性があり、軽いことも赤ちゃんの靴では欠かせない条件になります。

雨の日のお出かけやショッピングモールなど滑りやすい床の上を歩くことも考慮し、足裏には滑り止めがついているものを選びましょう。


通気性のよさも重視したいポイント

赤ちゃんの汗腺は未発達ですが大人と同じ数だけあり、新陳代謝が活発なため、汗っかきです。靴の中は蒸れやすいので、ファーストシューズ選びでは、通気性がよく、吸汗性に富んだ素材を使っていることも重視したいポイントです。
赤ちゃんは歩いているうちに足も汗をかきやすく、靴によっては蒸れによる不快感が生じることがあります。

また、安全面からはまだ口に入れてしまう可能性を考慮して、噛んでしまっても有害ではない素材や接着剤を使用していることをチェックしておきましょう。

靴を清潔に保つためには、できればこまめに洗ってあげたいですね。洗いやすくて速乾性のあるものが望ましく、洗濯機で洗えるタイプの靴は、お手入れが簡単です。



「足のサイズ+0.5cm~1cm」がサイズの目安

赤ちゃんの歩きやすさや足の成長には、サイズも影響します。ファーストシューズは、「足の大きさ+0.5cm~1cm」が目安です。かかとがぴったりと合った状態で指先に幅と高さにゆとりがあり、指先が動かしやすい靴が理想です。
指が靴の中で自由に動かせない状態では、指が変形してしまう恐れがあり、反対に大き過ぎると、靴の中で足がずれてしまって踏ん張りにくく、爪を痛めてしまうこともあります。適度なゆとりのある靴で、足の指をたくさん動かすことは、土踏まずの発達にもつながります。


ファーストシューズからの買い替えのタイミングは?

赤ちゃんは日々成長していきますので、足のサイズに合った靴に買い替えていく必要があります。つま先のゆとりが5mm以下になった時が、買い替えの目安です。指先が窮屈な状態で履き続けると、指が曲がった状態でキープされ、変形の原因となります。赤ちゃんの成長には個人差がありますが、3カ月ほどを目安とするとよいでしょう。

赤ちゃんのための靴は、そのまま履いた状態で足に合うように考えられてつくられていますので、中敷きでサイズを調整することは、靴の機能性を活かすためにおすすすめできません。また、外してサイズを調整することも望ましくないです。

また、お下がりの靴は歩き方の癖がついている可能性があり、靴底やインソールが摩耗していることもあります。履いていた期間にもよりますが、足の健やかな成長のためには、兄弟がいても新たに購入することがおすすめです。

ファーストシューズは、お子さんの成長で記念となるものですが、機能面も重視して選ぶことがポイントです。赤ちゃんが抵抗なく、履きやすいファーストシューズなら、外の世界に興味を持ち始めたお子さまのお出かけが楽しくなるでしょう。数あるベビーシューズの中から、お子さんに合った一足を選んで、お子さまの健やかな成長を見守りたいですね。